風通る暮らし

ひな人形を手放す

私の部屋のクローゼットには、七段飾りのひな人形がしまってあります。

子どもの頃は、毎年、心をときめかせながら、飾りました。 しかし、成人してからは飾らない年もあり、普段はクローゼットの半分ほどを占めている、大きな荷物となっていました。 この大きな箱がなければ、もっと広くクローゼットを使えるのに…と思いつつも、 子どもの頃からの愛着もあり、なんとなく魂が宿っているような感じもし、簡単には捨てがたいのがひな人形です。 七段や八段の大きなひな飾りの処分をめぐって、お困りの方も多いのではないでしょうか。 私も時々、処分の仕方を調べてみたり、寄付などの方法で活かすことはできないかと調べてみたり、そうしながら、具体的な行動には移さず、数年が経過していました。

そして、2016年春。物を手放すことを思い切って実践し始めた2015年の延長で、ついにひな人形を手放すことに着手しました。 選択肢はいろいろありました。

思い切って、人形供養に出し、すべて手放す。

必要としている人に、寄付をする。

しかし、すべてを処分するまでは思いきれませんでした。また、寄付についても、 「寄付する先を探すのが大変」、「そもそも、変色や劣化しているところもあり、寄付しても引き取ってもらえるか微妙」 などの難点もありました。さらに、調べているうちに、「ひな人形は、持ち主の女の子の幸せを願った、生涯の守り神」とする考えがあることも知りました。 親子代々で受け継がれているひな人形というのもあり、それはそれで素敵で良いと思いますが、 この考えが私の中ではしっくりきたところもあり、「このお雛様は、私にとっての一生の守り神」と思うと、簡単に手放す気持ちになれなくなりました。

そして、私が取った方法は、「ひな人形のコンパクト化」です。 お人形は残しつつ、七段の大掛かりな飾りものを一部処分して、コンパクトにします。

まず、2016年2月。今までお世話になったひな飾りを、感謝の気持ちをこめて飾りました。
すべて飾り、写真にとって残しました。
そして、お片付けの際に、今年捨てるものを選びました。

・スチール製のひな壇の枠組み(ただし、今後お雛様を飾るための板は数枚残す。)
・お道具類(ただし、子どもの頃からのお気に入りの牛車など、数点は残す。)
・お花(劣化している)、おもちなどの飾り

ここは、自分としては思い切って、迷ったら捨てる方に入れました。
残したものは、次のものです。

・ひな人形 ・飾るために必要な台、毛氈、屏風 ・一部のおもち、お道具

コンパクト化したおひなさま

おひなさまをコンパクト化する前とした後の写真です。
比較のために、ひな壇にのせていますが、ひな壇も大方処分しています。

 

コンパクト化した結果、収納スペースは、以前の40%ほどになりました!!
クローゼットにも余裕が生まれ、気持ちもスッキリしました。
収納に困っているけれども、ひな人形を手放すことにためらいがある、という方は、まずは「ひな飾りのコンパクト化」を試してみてはいかがでしょう。

さて、一年後。コンパクト化したおひなさまを飾りました。
壇は、おひなさまが入っている箱と、家にある小さいテーブルや箱を組み合わせて、6枚だけとっておいたもともとのひな壇の板を箱の上に敷いて作りました。



今年は、二種類ある屏風のうち、小さい方を使いました。飾るスペースも以前ほど取らず、きれいに飾ってひな祭りを迎えることができたので、よかったです。

 
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